ＰＬ学園・勧野、あと一歩

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080728-00000021-dal-base

南大阪はＰＬ学園の「１年生４番」、勧野甲輝外野手が大先輩の清原和博（現オリックス）が１年夏の大阪大会で記録した２本塁打に並ぶ左越え２ランを放ち、投げても五回途中２失点と奮闘したが、延長十二回サヨナラ負けで敗れた。勝った近大付は１５年ぶり４回目の甲子園出場。

最後まで凛々（りり）しかった。延長十二回一死二塁。ショート・里村主将の一塁悪送球でサヨナラ負けが決まった瞬間、勧野は視線を落とすことなく、レフトの守備位置から歩み出した。そして泣き崩れるセカンド築山を抱き起こした。「最後までしっかりやろうと思ったので…」。敗れてなお堂々と振る舞い、初めての夏は終わった。

勝てば、幼少時代から夢見ていた聖地に届く一戦。勧野が放った光は、これまで以上にまばゆかった。今大会２試合目の先発マウンドは１３０キロ台中盤の速球に変化球をうまく交えるも、４回１／３を７安打２失点。投球こそ消化不良に終わったが、自慢のバットで４番の役割は十二分に果たした。
（ヤフートピックスより）

■豆知識　ＰＬ学園
母体であるパーフェクト リバティー教団は「人生は芸術である」という教義を掲げている。そのため自己表現を重視することが奨励され、野球をはじめとしたスポーツにも力が入れられている。野球部は、1956年創部。6年目の1962年に甲子園初出場を果たす。70年代後半からは甲子園の常連校となり、清原和博・桑田真澄・松井稼頭央・福留孝介など多くの野球選手を輩出しており、1977年の3年生から2001年の3年生まで25年全ての学年からプロ選手を輩出している。

1985年の夏の大会では全国大会で現在唯一の毎回得点を達成している（スコアはその項掲載）。また、1978年の全国高等学校野球選手権大会では、準決勝の中京戦、および決勝の高知商戦において、土壇場の9回裏から神がかりとも思える大逆転劇を見せ、逆転のPLの異名をとることとなった。その年の甲子園初優勝からPL学園は、春のセンバツ大会には1981年、1982年、1987年の3回、夏の大会では1983年、1985年、1987年の4回、春夏合計7回の全国制覇を達成している（1987年は作新学院、中京商、箕島に続いて当時史上4校目の春夏連覇達成）。 報徳学園、宇部商とともに逆転の御三家と呼ばれている。

甲子園全国大会では人文字での応援（カラーカードやポンポン等を使用）が有名である。

他に剣道部などが全国的に活躍をしていることでも知られている。かつてはゴルフ部も全国優勝したこともあり、高村博美（賞金女王1回）、中島千尋（ツアー通算4勝）、谷口徹（賞金王1回）ほか数多くのプロゴルファーを輩出している（2001年に廃部）。
（ウィキペディアより）

 

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